自然光に含まれる紫外線(UV)によって肌内部では活性酸素が発生し、エイジングや発癌の要因となっています。では人工の光は肌にどのような影響を及ぼすのでしょうか。マウスを用いた実験にて人工の光を、青色、緑色、赤色、遠赤外線などの種類別に照射し血液検査を行ったところ、青色の光のみ血液内のミトコンドリアにて酸化ストレスを発生させることがわかりました。これらの結果は、ブルーライトが紫外線同様に活性酸素を発生させ皮膚老化を起こすことを示唆しています。
Free Radic Biol Med. 2017 Mar 15;108:300-310.
doi: 10.1016/j.freeradbiomed.2017.03.010. [Epub ahead of print]
Blue light-induced oxidative stress in live skin.
Nakashima Y1, Ohta S1, Wolf AM2.